幼児にオススメの本②3〜5歳 シリーズ

『はじめてのかり』
吉田遠志 作
ビブリオ出版

アフリカの動物の生活について描いた絵本です。
絵が繊細で、動物の動き、生活が生き生きと伝わってきます。是非オススメしたい絵本です。3歳くらいの時に読みましたが、5歳の今でも度々図書館で借りて読んでいます。娘が好きな絵本は『よびごえ』ゾウがライオンに突進していく姿が描かれており、かっこいいです。
『きえたにじ』強いと思われがちなライオンですが、野生で生活していく厳しさを描いた絵本です。あっと言う結末で驚きます。


『ねずみのでんしゃ』
いわむらかずお 作
ひさかたチャイルド

7つごねずみが学校へ行くのですが、嫌がります。そこでお母さんが考えたのが、電車のように行くこと。7つごねずみが学校へぞろぞろと行くのですが、
途中でびっくりするものに出会います。とっても愉快でほっこりする絵本です。


『14ひきのねずみ』お馴染みのいわむらかずおさんの他のシリーズです。
いわむらかずお 作
童心社

絵のタッチが可愛く素敵で、子どもの心に届きます。我が子は二人ともこのシリーズが大好きです。


トリケラトプス』シリーズ
黒川みつひろ 作
小峰書店

恐竜といっても主人公のトリケラトプスのキャラクターがかわいいので、幼児でも怖くないのがいいところです。
恐竜好きの男の子にはぜひ読んでもらいたい絵本です。


『クリスマスのころわん』
間所久子 作
黒井健 絵
ひさかたチャイルド

ころわんのキャラクターが何とも言えずかわいいです。「くぅんくぅん」「ふわふわふわ」 「ぺろぺろぺろ」などの擬音語が沢山でてきます。
3歳くらいがちょうどの絵本だと思います。


『ねぼすけスーザのおかいもの』
広野多珂子 作
福音館書店

スペインを舞台にした絵本です。田舎町に暮らすスーザはおばさんと一緒に暮らしています。素朴でやさしさがあふれたスーザが魅力的な絵本です。
ゆったりとした気分になります。外国が舞台の絵本ですので、描写が美しいのも良いところです。


『わんぱくだんのにんじゃごっこ
ゆきのゆみこ 上野与志 作
末崎茂樹 絵
ひさかたチャイルド

けん・ひろし・くみのなかよし組があつまるとわんぱくだんに変身です。色々な場所にワープします。にんじゃごっこはさむらいの時代に行きます。
にんじゃの覆面の仕方が載っていますので、我が家の場合は、この本を読んだ後、風呂敷で覆面を作り、にっじゃごっことなりました。絵本では折り紙で手裏剣を作り、新聞紙で刀を作ります。ごっこ遊びの参考になる絵本です。


11ぴきのねこどろんこ』
こぐま社

ちょっとまぬけな11のねこのシリーズです。ジャブという赤ちゃ
馬場のぼる 作ん恐竜に出会い、一緒にどろんこ遊びをするのですが、さかなを食べられたことが嫌でジャブに仕返しをします。ジャブに再会し、大きくなったジャブとまたどろんこ遊びをするお話しです。
ちょっと抜けているねこ達というのががかわいい設定。私の子ども時代からあるロングセラーです。


『もりのとしょかん』
ふくざわゆみこ 作
学研プラス

絵がとってもかわいいので、女の子向きかもしれません。森のどうぶつ達がふくろうの家にある本を沢山読むという内容です。
絵本が好きな子供にぴったりの本だと思います。ふくざわゆみこさんは他に『行列のできるパンやさん』『モモンガのはいたつやさん』『ブルくんとかなちゃん』シリーズがあり、執筆多数でおススメです。


『くすのきだんちのあきまつり』
武鹿悦子 作
末崎茂樹 絵
ひかりのくに

くすのきだんちに住む動物たちがあきまつりへ行きます。ヨーヨー釣りやわなげ、おめん、りんごあめ、わたあめが売っている絵が描かれており、子ども達は自分だったらどれを選ぼうかとワクワクしながら絵本を見てます。お祭り好きの子ども達ですから、大好きな絵本です。


『10ぴきのかえるのおくりもの』
間所ひさこ 作
仲川道子 絵
PHP研究所

10ぴきのかえるは、100歳になるおおおじさまがもっと長生きするよう長生き薬をプレゼントしようと計画します。途中でたくさんの生き物にに出会い、どこで薬が手に入るか聞いて、考え、実行するお話しです。10ぴきそれぞれのキャラクターがあり、仲間で助け合って解決していくところがとてもよいお話しです。


『おかあさんがおかあさんになった日』
長野ヒデ子 作
童心社

おかあさんにとっても、こどもにとっても素敵な絵本です。赤ちゃんがお腹の中に居る時から、どれだけ大切に子どもを思い、出産したかが、伝わる絵本です。
子どもは大切に思われているんだと感じる絵本だと思います。「産まれてきてくれてありがとう」と伝えるのにぴったりの絵本です。感動で胸いっぱいになります。他にも『おとうさんがおとうさんになった日』『おばあちゃんがおばあちゃんになった日』などもあります。


どろろんびょういんたいへんたいへん』
苅田澄子 作
かとうまふみ 絵
金の星社

親子で笑えるユーモアたっぷり絵本です。がいこつのどろろん先生は夜限定の病院です。頭の皿が割れてしまったかっぱを治したり、虫歯になってしまった吸血鬼の歯の治療など。治し方がとってもユニークで思わず「ぷぷぷ」と笑ってしまいます。こんな手があったか~アイデア満載の病院です。


『さるのせんせいとへびのかんごふさん』
穂高順也 作
荒井良二 絵
ビリケン出版

さるのお医者さんとへびの看護婦さんの絵本です。助手のへびの看護婦さんがとってもユニーク。薬の食べて調合し、噛みついて注射、自分が巻き尺となり身長測定などなど。アイデア満載の絵本ですので、読んで楽しくなります。想像力豊かな子ども達に読んであげたい絵本です。シリーズに『へびのせんせいとさるのかんんごふさん』があります。


『だいすき!ハムスター』
堀浩 監修
内山晟 写真
ひさかたチャイルド

しぜんにタッチ!シリーズはかがくのとも(福音館書店)がまだ早い3歳~4歳くらいにおすすめです。写真たっぷりのハムスターの習性がわかる絵本です。
物語絵本とは違ったシリーズ絵本を読みたい時にぴったりです。動物の他にも虫やたべもの植物など多数あります。『しぜんにタッチ!さとうとしお』
『チョコレートだいすき』『たべたらうんち』も面白いです。


『すすめ!ゆきのきゅうじょたい』
竹下文子 作
鈴木まもる 絵
金の星社

6人の子ども救助隊が雪の中でこまっている人たちを助ける絵本です。みんなで協力し救助していく姿を描いた絵本なので、温かい気持ちになります。鈴木まもるさんの絵本のタッチも柔らかで素敵です。最後に出てくる雪で作った動物園に子どもはびっくり!ほっこりした絵本です。


『おまえうまそうだな』
宮西達也 作絵
ポプラ社

どう猛なティラノサウルスが、赤ちゃんアンキロサウルスを育てるという、やさしくてお世話上手のティラノサウルスのお話しです。
肉食恐竜が子育てをするという設定が面白いですし、最後には愛を感じさせるところも良いです。宮西達也さんの絵本は「愛」がテーマの絵本が多く、うるうるとする場面もあります。


『ゲーとピー たぬきせんせいのびょうきえほん』 かがくのとも
毛利子来 文
なかのひろたか 絵
福音館書店

ゲーとピーになったのはなぜか?ゲーとピーの症状のときはどうすればよいかが、子供目線で描かれていてとってもわかりやすい絵本です。
たぬきせんせいがユーモアな表現で説明してくれるところも面白いです。シリーズに『カユイカユイ』があります。

ばばばあちゃん おもちつき』
さとうわきこ 作
福音館書店

ばばばあちゃんがおもちつきの作り方を教えてくれます。読んだ後に子どもが「作りたい」と思うほど、分かりやすく丁寧に、そして面白く描いています。
お菓子をトッピングしたおもちや五平餅など紹介があります。何度も何度も読みたくなる絵本です。