ブンブンどりむ 学習効果はある?ない? ~小3で始めた理由~

 

小3娘に、「書く力を伸ばしたい」と思い、「ブンブンどりむ」を始めました。

理由は、数年後に入試や就職試験で記述や要約があるから。また小論文もあるかも。更には会社に入社後も、議事録や報告書、稟議書作成があり、書く事はこの先もずっと続きます。だからこそ、小学生の早い段階から書く力を伸ばしてあげたいと思ったのが理由。

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 小3で始めた理由 2年生からでもよいかも?

  • 1~2年生では文字を書く練習で時間が取られ、丁寧な文章を書くまで余裕がなかった。文字が汚くて読めなかった!!
  • 連絡帳の書き写しが定着し、書く作業はスムーズに。そこでレベルアップし、自分の考えや気持ちを自然と書く事に慣れさせようと思った。
  • 中学年の余裕のある時期に初めた方がよいと思った。先手必勝かな?

 

「ブンブンどりむ」はどりむ社が運営する作文通信講座。どりむ社は20年以上、有名進学塾向けに開発された作文指導実績のある会社です。書く力を伸ばすだけでなく、読解力や想像力などの考える力、さらにはすべての基盤となる国語力をUPさせることで総合的な学力が身につく教材。また齋藤孝先生(明治大学教授)の監修。斎藤先生と言えば、ベストセラーに『なら知っておきたいもっと教養366』『声に出して読みたい日本語』『大人の語彙力ノート 誰からも「できる! 」と思われる』『国語の力がグングン伸びる1分間速音読ドリル』などがあり多数執筆されています。

「ブンブンどりむ」は書く力を伸ばすために、作文に特化している点が特徴。そして「褒めて伸ばす」を基本とした添削で、赤ペン先生の記述も多いのも特徴。低学年からの始めることができ、コツコツと書く力が伸ばせます。

 

ブンブンどりむ」を実際に試してみて 

娘が気に入るか継続できるか不安だったので、まずは無料体験キットを申し込みました。おおよそ1週間でキット到着。

体験キットは、1年~6年生のすべてのコースの教材見本が届くので、自分の子どもにあったコースを試しながら選べるのが良いところです。小3娘は同学年のぐんぐん上達コースに、しかもまずは夏・秋限定で販売される2か月お試しキットを申し込みました。同学年のコースを選んだ理由は、レベル上げより着実に基礎固めしたいなと思ったから。なぜ2か月お試しキットかと言うと、本当に続くかわからなかったからです。

1日10分の学習を継続し、3カ月が過ぎました。親の予想を超えて、娘は飽きることなく楽しみながら学習している様子。本当に驚きです。

 

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ブンブンどりむ」の効果 ~3カ月~ 

  • 要点をまとめた文章になりつつある。
  • 擬音語や擬態語を使い上手に表現するようになった。
  • 「はじめ・なか・おわり」の組み立てで書けるようになった。
  • 会話文を使って表現できるようになった。

要点をまとめた文章になりつつある。

小3娘はもともと絵本や漫画が好きで読む事には抵抗ないタイプ。オリジナル物語も書くのですが、今まではダラダラと書いていました。「ブンブンどりむ」で要点をまとめた文章の書き方をおそわり、お題に対し的確に書けるようになりました。

擬音語や擬態語を使い上手に表現するようになった

「サバ~ン」「パシャパシャ」などの擬音語を用いた文章や「バタバタ」などの擬態語を使い、豊かな表現を書けるようになりました。

「はじめ・なか・おわり」の組み立てで書けるようになった

構成を考えた文書を書けるようになり、読み手を引き付けるお題を書けるようなりました。

会話文を使って表現できるようになった

赤ペン先生からのアドバイスがあり、会話文を使った表現も出来るように。場面がいきいきとしてきます。

はじめて4カ月でこのような効果があったのですから、はじめて本当によかったと思います。文章の書き方を丁寧にアドバイスしてくるおかげです。

 

ブンブンどりむの良いところ・悪いところ 

 良いところ

  1. 説明文がまんが形式、カラーもあり、子どもを飽きさせない工夫がある
  2. 1日10分の学習で、自然と机に向かう習慣が付く
  3. 作文の添削は月2回が丁度良いペース、また丁寧でほめて伸ばしてくれる
  4. ポッチー新聞の中のパズルランドや投稿者のお便りが面白い
  5. 他教科(算数・社会・理科)の記述式問題がある
  6. 子ども自ら提出課題に取り組む工夫がある
  7. 付録つき

 

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説明文がまんが形式、カラーもあり、子どもを飽きさせない工夫がある

まんが形式で書いてくれているので、子どもが取り組みやすいです。書くハードルを下げてくれています。読む事が得意な子も、苦手な子も、まんが形式だと頭に入りやすいです。娘は、家学習で最初にするのは、まず、ぶんぶんどりむから。書く自身が付いてきています。

 

1日10分の学習で、自然と机に向かう習慣が付く

子どもがやらなきゃと言うプレッシャーを感じないレベルの時間です。例えば他に習い事や、家庭でのドリルなども併用できます。更に毎日コツコツ取り組む事で、書くことが苦でなくなるところが良いです。例えば、こんなお題がありました。「自分の得意なことについてみよう」です。まず、得意なことを三つ書き出します。その中から一つ選び、そして説明文を書くと言う順番です。説明作文の書き方も例があるので、考えに考えてペンが止まるなんてことがないです。スラスラと記入出来、気づいたら10分経過し書いていたという感じです。書く力はすぐに身につく力ではなく、継続し身に付いていくのですね

 

月2回の添削が丁度良いペース、また丁寧でほめて伸ばしてくれる

課題の提出が月2回なので、焦ることなく取り組むことが出来きます。「赤ペン先生の添削は学校の先生よりも多く記入してくれる」と、初回の添削を見て娘はびっくりしていました。また、赤ペン先生は丁寧で褒め上手、プロを感じさせます。例えば「はじめ・なか・おわりの組み立てで上手に読書感想文が書けたね」「書き出し、改行の一マス下げが出来たね」など細かく説明してくれます。アドバイスもあり「会話文を使いながら表してもいいね」と丁寧です。一番良いのは親でなく第三者が子どもを褒めてくれるところです。第三者からも認められることで、子どものテンション確実には上がります。(我が子の場合です)    提出課題はおおよそ2週間で返却されます。3月号は「作文判断テスト」があり更に細かく添削してくれるようです。娘はまだ9月号をやり始めている最中なので、今から3月が楽しみです!

 

ポッチー新聞の中のパズルランドや投稿者のお便りが面白い

受講者の投稿コーナーが面白いです。パズルランドではクロスワードに挑戦し、考えさせる工夫があります。また言葉が分からなければ辞書を引いたり、インターネットで調べたりという習慣にもなります。また、上手な作文が掲載されるので、レベルの高い文章を知ることが出来き、親子で確認出来ます。上手な文章の書き方を知り、真似ることで、「こんな風に書けば良いね」と子どもの作文力もアップします。

 

他教科(算数・社会・理科)の記述式問題がある

「ブンブンどりむ」では作文だけでなく、算数・社会・理科の記述式、漢字の読み書きと国語の記述問題のドリルも付いてきます。つまり4教科全ての記述式問題があります。

他教科での記述問題に挑戦することで、書く力を磨けます。文章理解が出来ているかの確認に良いです。ドリルの量も10ぺージ程なので、負担なく取り組むことが出来ます。

 

子ども自ら提出課題に取り組む工夫がある

月2回の提出課題を期限内に出せばポイントが2倍、ポッチー新聞に投稿し採用されたら10ポイント、パズルランドのクロスワードに正解したら10ポイントのシールがもらえます。シールを集めて、景品と交換出来るので、確実に子どものモチベーションアップに繋がります。「提出課題やったの?」なんて質問はしなくても不要です。子ども自ら取り組み、しかもポストに投函までしてくれます。

 

付録つき

「ブンブンどりむ」では毎月付録も付いてきます。例えば7月であれば四字熟語辞典です。7月号は特別読書感想文ラクラクBOOKが付きます。夏休みの課題で読書感想文があるからだと思います。我が家も読書感想文の書き方も学びたくて入会したくらいです。8月号は都道府県絵地図、9月号は偉人に学ぶ名言集です。小3にぴったりの付録です。

 

ブンブンどりむは簡単?

娘は「ぶんぶんどりむは易しいから全然嫌じゃない」

「もっと高いレベルでもいいかも」と話すので添削の模範作文を同学年コースと1学年上のコースを読みました。「同学年コースではあなたもポイントを押さえて書けていたね、すごいね。でも1学年上はどう?こんなふうに擬人法を使って上手に説明できるのかな?」と娘に質問しました。簡単といえども、レベルの高い作文に仕上げるのは時間がかかるものです。

我が家の場合は実際の学年と同じコースを選択しましたが、「ブンブンどりむ」では対象学年こそありますが、目安なので、子どもにあったコースを選べるのが魅力です。ただし、ポッチードリルやワークシートは対象が学年に沿った学習内容のため注意が必要です。

 

 ブンブンどりむは高い?

「ブンブンどりむ」の受講料は1年生と2年生~6年生までの料金が違います。

支払いは毎月払いと6カ月払い、12カ月払いがあります。毎月払いと年払いを比べるとその差、毎月410円。大きいですね。

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更に兄弟割がありこちらは少し割安になっています。

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作文添削だけでこの値段かと思うかもしれません。しかし、あの丁寧な添削は中々時間がかかり、学校や家庭では中々難しいと思います。低学年から始めることで、早い段階書く力を得意になって損はないです。例えば英語では大学入試で要約問題が出てきます。長文を要約する力は国語力が必要です。作文力は国語力の基礎となる大事な力なのです。

 

 「ブンブンどりむ」で中学受験対策は大丈夫?

ぶんぶんどりむは作文専門通信講座です。確かに公立中高一貫校の対策にはなると思いますが、他と併用が良いと思います。理由は作文に特化しているので、副教材のポッチードリルやワークシートで副教科全てを補うのは難しいと感じるからです。

「ブンブンどりむ」では定期的にキャンペーンをしているので無料お試しで体験してみてください。